AutoCrypto活用のヒント023 実践セキュリティライフ3

安全な鍵交換

実践セキュリティライフ講座の三回目です。安全に鍵を交換するテクニックです。


実践セキュリティライフ三要素

鍵を交換する方法


2つの交換方法

鍵を交換するには通常エクスポート/インポート機能を使います。鍵を相手の公開鍵で暗号化するので、安全確実に相手に渡すことができます。これとは別に鍵と設定ファイルを配布するという方法もあります。鍵は暗号化されない状態で配布されますが、鍵の一部分が設定ファイルの中に暗号化して保管されるため、この方法でも安全は確保されています。

エクスポートとインポート

各ユーザーは主体的に実行し使用します。すべてにおいて対等です。

鍵と設定ファイルを配布する

ユーザーと管理者という関係になります。

配布する人は管理者的な立場から、鍵と設定ファイルを用意します。各項目の設定とユーザー認証パスワード設定パスワード等を決めて設定を作成します。

ユーザーにはユーザー認証パスワードを教えますが設定パスワードを教えません。こうすることによりユーザーは設定変更権限なしで使用することになります。